奉仕活動

2023.06.01

「南三陸ハマーレ広場」オープニングセレモニーに参加して

「南三陸ハマーレ広場」オープニングセレモニーにて

去る4月23日、宮城県南三陸町の「南三陸ハマーレ広場」オープニングセレモニーに参加してきましたので、ご報告いたします。

なお、「南三陸町」は「みなみさんりくまち」ではなく、「みなみさんりくちょう」と読みます。「町」の読み方は、北海道を除く東日本では「まち」と読むのが圧倒的に優勢なのですが、 福島を除く東北5県では「ちょう」と読む自治体3割ほどが存在するとのことで、南三陸町も そのうちの一つということです。

さて、私たちのクラブは、2011年の東日本大震災によって甚大な被害を被った同町に対し、宮城県復興支援センターを通じて継続的な支援を行ってきております。2012年と2015年には今回のセレモニー会場の向かいの商店街「南三陸ハマーレ歌津」にテントを寄贈しておりますし、今回の会場の「南三陸ハマーレ広場」には植樹のためのソメイヨシノを寄贈しております。今回はそうした縁で南三陸町からご招待をいただき、柳岡会長はじめ、尾崎さん、宮下さんと私との4名で広場開設セレモニーに出席する次第となったのです。

当クラブが寄贈したソメイヨシノ

当日は4月とはいえ東北地方は予想以上に肌寒く、広場という屋外でのセレモニーはなかなかの苦行でありました。しかし、式典自体はスムーズに進行し、南三陸町長の式辞、同町と友好関係にある山形県庄内町長及び南三陸町議会議長の祝辞に続き、広場にトランポリン等の遊具を寄贈した会社の代表取締役、わがクラブと同じく桜を寄贈した東京ベイロータリークラブの会長とともに、わが柳岡会長がお祝いの言葉を述べられました。

その後、ハマーレ歌津商店街の会長、伊里前小学校児童代表からの感謝の言葉に続いて、南三陸町の郷土芸能である「伊里前獅子舞」が披露され、最後にテープカットを経て閉式となりました。

ちなみに「ハマーレ」の由来は、「はまる(=仲間になる)」という当地の方言とリアス式海岸の特徴である「浜」と「マーレ(=イタリア語で海)」を組み合わせた造語とのことです。

なお、このセレモニーの様子は南三陸町観光協会のホームページに掲載されています。興味のある方は是非そちらも御覧下さい。

神田 将